活動報告

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令和4年10月9日 / 9 Oct. 2022

一宮市・長嶋山妙興報恩禅寺

 
 

茶筌供養

 
去る十月九日、一宮市・長嶋山妙興報恩禅寺にて開催されました茶筌供養に、当会も参加させて頂きました。
 お寺の備え付けの籠は二つ、皆様が持ち寄ったお茶筌は、みるみるうちに山となり、お焚き上げの準備が始まりました。
コロナ禍でもありますので開始時間まで静かに控えの間で待機しました。やがて二十名様をひと区切りとして茶室・明暢亭に通され、表千家青年部の皆様による呈茶を頂きました。気持ちもホッと落ち着いたところでお庭の方へ誘導され、全員でお焚き上げに参列。読経の流れる中、順番に焼香、お茶筌を火に焚べました。
 本堂に戻り、老大師様はじめお坊様方の読経の中、参加者も焼香をし、その後、老大師様のありがたい法話を拝聴致しました。
茶室に掛かっていた禅語のお軸『日々是好日』の意味をあらためてお教え頂きました。
 そして法話後には、名物蕎麦に舌鼓を打ち、お腹も満腹、心もほっこり。とても良い茶筌供養の一日でした。
 

令和4年8月3日 / 3 Aug. 2022

オンライン講座

 
 

学生のためのオンライン講座
「茶の伝来から茶人利休の誕生」

 
愛知県高等学校文化連盟のご協力を仰ぎ、講師と参加校をオンラインでつないで行われました。2校の茶華道部の学生さんが参加下さいました。
初の試みという事で、各学校への伝達がうまくなされなかった様で、あとから知ったという他校の先生がいらっしゃった点は、今後の課題として改善致して参ります。
 

令和4年6月12日 / 12 Jun. 2022

於 有松・竹田邸

 
 

有松・竹田邸茶会

 
名古屋市指定文化財 並びに 都市景観重要建築物として有松東海道を代表する、絞商の町屋建築の竹田邸でお茶会が催されました。当日は前日の雨とは打って変って快晴の中の開催となりました。
 
 お茶席は、茶道具商をされておられます永坂知足庵氏に担当して頂き、初夏の取り合わせの中に、当地ゆかりのお道具をちりばめた楽しいお席となりました。
また、徳川14代将軍家茂公が立ち寄られたと伝えられる茶室「栽松庵」には、席主により家康公図が掛けられました。有松発展にご尽力されておられ今回の開催に際して、多大なるご協力を頂戴致しました(株)張正・鵜飼小百合様に、茶室「栽松庵」の由来や歴史をお話し頂きました。
 ご臨席賜りました皆様には、茶席やお庭の風情を十二分にお楽しみ頂けたことと存じます。
此度の茶会には、旧絞り問屋神半邸を改築した「日本料理やまと」様の点心をご堪能して頂き、また、有松・鳴海絞会館にて、有松絞りの歴史や資料、伝統工芸士による絞実演をご覧頂きました。

令和4年4月17日 / 17 Apl. 2022

於 古川美術館 分館 爲三郎記念館

 

第一回
「結の会」茶会

 
100名余りの方々に春のお茶をお楽しみ頂きました。
来賓には、表千家同門会愛知県支部 近藤康子 副支部長、当会顧問の大村秀章・愛知県知事にもご臨席賜り、当会活動が社会貢献に果たす役割は大きい、と高い評価も頂戴致しました。
 また関市の日本料理すだ謹製のお点心を、新緑のお庭を眺めながら、または同館の近代的な桜の間にて、召し上がって頂きました。

令和4年3月26日 / 26 Mar. 2022

於 黄檗宗神護山先聖寺

 

普茶料理

 
小雨が降りしきる中、15名の方々にご参加頂きました。
先ず、和尚様より普茶料理についてのご説明をして頂きました。黄檗宗の開祖・隠元和尚が中国式の禅文化を日本に伝えるとともに、中国式の精進料理として普茶料理を伝えたそうです。
その後、和尚様御自ら調理して頂きました普茶料理を頂戴致しました。どのお料理もとても美味しく、見た目も華やかで、五感すべてで堪能させて頂きました。
体験後には本堂にて、神護山先聖寺の歴史や建物についてご説明をして頂きました。
 最後に、ご協力頂きました和尚様、奥様、お嬢様に感謝申し上げます。